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だれもしらない小さな家

著:エリナー・クライマー
訳:小宮 由
絵:佐竹 美保

紙版

内容紹介

町の通りに、大きなマンションにはさまれた小さな空き家がありました。いつも窓をのぞいていたアリスとジェーンは、ある日、とうとう足をふみいれます。おうちごっこはクッキーやさんに発展! ところがそこへ大家さんが怒鳴りこんできて……。だれにも見向きもされなかった小さなおうちに、人の温もりと明かりがもどります。

著者略歴

著:エリナー・クライマー
エリナー・クライマー
1906-2001
ニューヨーク生まれ。ウィスコンシン大学卒業。出産後、子どもの本の作家を志し、1943年デビュー。作品は50 冊以上にのぼり、子どもの日常生活を題材にしたものから、問題を抱えた子どもたちを扱ったものまでと幅広い。邦訳に『うちの弟、どうしたらいい?』(岩波書店)、『ねこのホレイショ』(こぐま社)、『パイパーさんのバス』(徳間書店)。
訳:小宮 由
小宮 由(コミヤ ユウ)
1974-
翻訳家。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」主宰。おもな訳書に『さかさ町』『こわいオオカミのはなしをしよう』『ピッグル・ウィッグルおばさんの農場』『クモのアナンシ ジャマイカのむかしばなし』「テディ・ロビンソン」シリーズ、「メリーメリー」シリーズ(以上、岩波書店)、『イワンの馬鹿』(アノニマ・スタジオ)など。
絵:佐竹 美保
佐竹美保(サタケ ミホ)
1957-
イラストレーター。古典からS F、ファンタジーまで幅広い作品の装画・さし絵を手がける。おもな作品に『こわいオオカミのはなしをしよう』『ケンタウロスのポロス』『八月の暑さのなかで ホラー短編集』(以上、岩波書店)、「十年屋」シリーズ(静山社)、「ハウルの動く城」シリーズ(徳間書店)、『いのちの木のあるところ』(福音館書店)など。

ISBN:9784001160390
出版社:岩波書店
判型:A5
ページ数:62ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年11月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB