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リンドグレーン・コレクション

ピッピ 南の島へ

著:アストリッド・リンドグレーン
訳:菱木 晃子
絵:イングリッド・ヴァン・ニイマン

紙版

内容紹介

ピッピは〈ごたごた荘〉で今日も元気。トミーとアニカはもちろん、町の人たちもピッピとすっかりなかよしです。ある日クレクレドット島にいるパパから手紙がきて、みんなで南の島をたずねることに。サメをやっつけたり、島の子どもたちの宝物をねらう悪党を追い返したり、ピッピの活躍はとまりません! ニイマンの挿絵と新訳による「ピッピ」シリーズ最終巻。

目次

1 ピッピはやっぱり,ごたごた荘に住んでいました
2 ピッピがラウラおばさんをはげましました
3 ピッピがスプンクを見つけました
4 ピッピがクイズ遊びを仕切りました
5 ピッピに手紙がとどきました
6 ピッピが船にのりました
7 ピッピが島に上陸しました
8 ピッピがサメをたしなめました
9 ピッピが,ジムとバックをたしなめました
10 ピッピは,ジムとバックにあきあきしました
11 ピッピがクレクレドット島をあとにしました
12 ピッピは,おとなになりたくありません

訳者あとがき

著者略歴

著:アストリッド・リンドグレーン
アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren 1907-2002)
スウェーデンのスモーランド地方生まれ.1945年に刊行された『長くつ下のピッピ』で子どもたちの心をつかむ.その後,児童書の編集者を続けながら数多くの作品を生み出した.その作品は全世界100 か国以上で読み継がれている.没年,スウェーデン政府はその功績を記念して,「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を設立.2005年には,原稿や書簡類がユネスコの「世界の記憶」に登録された.
訳:菱木 晃子
菱木晃子(ひしき あきらこ 1960-)
東京都生まれ.スウェーデンの児童書を中心に,翻訳と紹介に活躍.訳書に,ラーゲルレーヴ作『ニルスのふしぎな旅』(福音館書店),スタルク作『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版)ほか多数.著書に,『はじめての北欧神話』(徳間書店),『大人が味わうスウェーデン児童文学』(NHK出版),『巨人の花よめ』(BL出版)など.2009年,スウェーデン王国より北極星勲章受章.2018年,日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念「長くつ下のピッピ(TM)の世界展」を監修.
絵:イングリッド・ヴァン・ニイマン
イングリッド・ヴァン・ニイマン(Ingrid Vang Nyman 1916-1959)
デンマーク生まれ。1945年『長くつ下のピッピ』のイラストで成功をおさめ、絵本や児童書の挿絵を数多く手掛ける。リンドグレーンとは直接打合せを重ねながら作品作りを続け、『ピッピ 船に乗る』『ピッピ 南の島へ』『カイサとおばあちゃん』などにイラストを描いた。

ISBN:9784001157338
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:184ページ
定価:1650円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB