内容紹介
社会主義者の会合に出席したことのみを発端に、「大逆事件」に巻きこまれ、獄中死した青年僧の生と死は、現代に何を問うのか。
著者略歴
著:田中 伸尚
田中伸尚(たなか のぶまさ)
1941年東京生まれ.新聞記者を経て,ノンフィクション作家.『ドキュメント憲法を獲得する人びと』(岩波書店)で第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞.明治の大逆事件から100年後の遺族らを追ったノンフィクション『大逆事件──死と生の群像』(岩波書店,のちに岩波現代文庫)で第59回日本エッセイスト・クラブ賞.『飾らず,偽らず,欺かず管野須賀子と伊藤野枝』(岩波書店),『靖国の戦後史』(岩波新書),『いま,「靖国」を問う意味』(岩波ブックレット),『未完の戦時下抵抗──屈せざる人びとの軌跡』(岩波書店),『ドキュメント昭和天皇』全8巻(緑風出版),『反忠──神坂哲の72万字』(一葉社)『これに増す悲しきことの何かあらん──靖国合祀拒否・大阪判決の射程』(七つ森書館),『不服従の肖像』(樹花舎)など個人の自由と国家の関係を問う著書多数.
ISBN:9784000612470
。出版社:岩波書店
。判型:4-6
。ページ数:208ページ
。定価:2100円(本体)
。発行年月日:2018年02月
。発売日:2018年02月17日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB。