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官邸の100時間

検証 福島原発事故

著:木村 英昭

紙版

目次

プロローグ第1章3月11日(金) 原発異変 急 転「電源が喪失した!」 暗 雲「私は経済学部ですけど」 危 機「不都合でも隠さず,不確かなら流さず」 動 転「携帯がつながらない」 混 乱「保安院は消えていた」 決 断「ベントが必要になります」 暗 転「電源車を集めろ」第2章3月12日(土) 原発爆発 合 意「1号機,ベントに入る」 怒 声「なぜ,できないんだ」 混 迷「爆発,ゼロではない」 爆 発「ベント,実施予定」 決 意「爆発,放送しよう」 狼 狽「あちゃあ」という顔 懇 願「無理をしてでも来て」 覚 悟「いや,僕は行くよ」 命 令「海水を注入せよ」 無 策「次の手,提案が無い」第3章3月13日(日) 原発暗転 沸 騰「東電が,だめなんですよ!」 指 摘「爆発する可能性があります」 不 知「人が死んだら大変なことになる」第4章3月14日(月) 原発溶融 激 高「大口はお客様です」「殺人罪で告発するぞ!」 混 乱「大問題になりますよ」 転 送「米軍は知っていた」 沈 黙「爆発,誰も答えない」 窮 地「ベントもできない.最悪の展開になる」 撤 退「残って頂きたい」 気 概「まだやれますね」第5章3月15日(火) 原発放棄 驚 愕「放棄,撤退します」 拒 否「外国から侵略されるぞ」 嘆 息「どうせまた怒られるんだよなあ」 通 告「撤退などあり得ませんから」 対 峙「皆さんは当事者です」 懇 願「本部機能を移転します」 回 避「超スーパーマンじゃない」 予 測「最悪のシナリオを作れ」 着 想「手伝ってくれないか」 沈 黙「過去,俺は語らない」 エピローグに代えて 付 福島原子力発電所事故時系列表(2011年3月11日〜15日) 写真提供:朝日新聞,福島中央テレビ

ISBN:9784000258524
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:320ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2012年08月
発売日:2012年08月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:THY