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隣人ヒトラー

あるユダヤ人少年の回想

著:エドガー・フォイヒトヴァンガー
訳:平野 暁人

紙版

内容紹介

少年時代に、ヒトラーの家の真向かいに住んでいたユダヤ人歴史家による追想記。果たして、ヒトラーはどのような隣人だったのか。幸せな一家の上に垂れ込める暗雲……。史実と少年一家の生活をつぶさにたどりながら、不安高まる1930年代を年ごとに描き出す。ヨーロッパ各国で訳出された、希有なドキュメント。

目次

1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939

2012年12月4日
エピローグ

本書に登場した人物たちのその後
写真
歴史の玄冬を生き延びる―─訳者あとがきに代えて

著者略歴

著:エドガー・フォイヒトヴァンガー
エドガー・フォイヒトヴァンガー(Edgar Feuchtwanger)
歴史家.イギリスおよびドイツの近現代史を専門とし,国民国家成立からナチズムの台頭までを対象に論文,著作多数.2003年,ドイツ連邦共和国功労勲章受勲.伯父は反ファシズム運動でも知られた著名なユダヤ人作家リオン・フォイヒトヴァンガー.
訳:平野 暁人
平野暁人(ひらの・あきひと)
翻訳家.戯曲から精神分析,ノンフィクションまで幅広く手がける.また舞台芸術専門の通訳・翻訳・ドラマトゥルグとして国内外の様々なアーティストと活動を共にしている.主な訳書に『「ひとりではいられない」症候群』(講談社),『フクシマ・ゴジラ・ヒロシマ』(明石書店)など.

ISBN:9784000255806
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:284ページ
定価:3100円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB