日本の環境思想の基層
人文知からの問い
編著:秋道 智彌
紙版
内容紹介
異分野を超えて人文知から環境思想を問い直す
目次
序章 災害をめぐる環境思想:秋道智彌第1部 自然の思想1 「空間の履歴」から読みかえる環境思想——「安全神話」の真実:桑子敏雄2 日本の自然暦と環境観:中牧弘允3 概念から実体へ——絵俳書『山の幸』の位置から,子規に説き及ぶ:井田太郎4 近代日本の自然観——記念樹をめぐる思想とその背景:末木文美士・岡本貴久子第2部 生業の思想5 生業の古代中世史と自然観の変遷:井原今朝男6 食と農の環境思想:佐藤洋一郎7 生業と供養思想——資源管理と持続的な利用:湯本貴和第3部 供養の思想8 供養の概念について——南アジアと東アジアの比較:立川武蔵9 反・供養論——動物を「殺す」ことは罪か?:菅 豊10 虫送りの生命観——日中の棲み分け共生思想:岡田真美子11 入らずの山と鎮守の森——もうひとつの環境思想としての民俗知:小松和彦終章 日本の環境思想が問いかけるもの:秋道智彌
ISBN:9784000242905
。出版社:岩波書店
。判型:A5
。ページ数:320ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2012年03月
。発売日:2012年03月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQ。