著者略歴
著:瀬戸山 玄
瀬戸山 玄(せとやま ふかし)
1953年鹿児島県市来町生まれ.早稲田大学文学部卒.写真作法を若き日の荒木経惟氏に学び,映像製作会社に勤務後,写真家の道を歩みながら『東京ゴミ袋』(文藝春秋)などノンフィクションライターとしても「風土と人間」をテーマに著書多数を著す.2000年に,写真と映像と文筆を重ねて,有名無名を問わず世の中はどのように営まれているかを問うドキュメンタリスト宣言後は,記録家に.以降,動画を用いた物づくりのメイキングプロセスを発表して,伝承と領域横断の新しい道を探る.岐阜県現代陶芸美術館での展示映像製作を含むロドチェンコ・ルーム・プロジェクトは03年グッドデザイン賞審査委員長特別賞受賞.最新映像に『福島・棚倉町 冬の楽人たち』.著書に『東北の生命力――津波と里海の人々』 (岩波書店),『世のなか食のなか』(アノニマ・スタジオ),『丹精で繁盛――物づくりの現場を見にゆく』(ちくま新書),『野菜の時代――東京オーガニック伝』(日本放送出版協会)ほか多数.映像記録ユニット[Image+物語制作所]代表.