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原野と森の思考

フィールド人類学への誘い

著:伊谷 純一郎

紙版

内容紹介

サル学から人類進化までたどった独創的な思索

目次

 陸蒸気――序にかえて

第一章 彷徨と発見
 群れへの接近
 チンパンジーの社会構造
 森の小さな狩人たち
 “原野の人”へのアプローチ――京大アフリカ調査隊の報告

第二章 研究と感性
 サバンナと芭蕉
 魚つかみ遍歴
 子どもたちと鳥の世界――遊牧民トゥルカナの調査から
 茸
 混群――似て非なるものへのそこはかとない関心
 非行の種社会
 老い――生物と人間
 月の虹

第三章 自然と思索
 人類学とアフリカの旅
 雑食と偏食――動物とヒトの食性をめぐって
 赤道アフリカの自然主義者たち
 旱魃の生態――遊牧民トゥルカナの事例から
 コミュニケーションの進化
 家族起原論の行方
 平等性の起原

終章
 「人間性の進化」のあとさき
 アフリカ地域研究・霊長類学・人類学における学際

 あとがき
 略年譜
 初出一覧

ISBN:9784000227599
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:420ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2006年07月
発売日:2006年07月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSV