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アメリカと中国

著:松尾 文夫

紙版

目次

 まえがき

プロローグ――フィラデルフィアの建国エネルギーから始まる

第一章 建国の父――「中国」に「活路」を見つけたモリス

第二章 儒教思想「西進」のインパクト

第三章 「実利のビジネス」で始まった関係

第四章 アヘン戦争で始まった本音と建前の使い分け

第五章 親中イメージの中での「列強化」

第六章 「特別な関係」と差別の時代

第七章 毛沢東とアメリカとの「赤い糸」(1)――保定から長沙へ

第八章 毛沢東とアメリカとの「赤い糸」(2)――デューイが残した深い影響

第九章 蔣介石とアメリカとの距離

第一〇章 「門戸開放」政策の裏切り――蔣介石の落日

エピローグ――「競争者」としての共生

 あとがき
 米中関係年表

著者略歴

著:松尾 文夫
松尾文夫(まつお ふみお)
1933年東京都生まれ.学習院大学卒業.共同通信社入社後,ニューヨーク,ワシントン特派員,バンコク支局長,ワシントン支局長,共同通信マーケッツ社長などを歴任.2002年5月よりジャーナリストとして現役復帰し,現在も取材を行う.著者に『ニクソンのアメリカ』(サイマル出版会,1972年),『銃を持つ民主主義――「アメリカという国」のなりたち』(小学館,2004年,第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞.2008年に小学館文庫),『オバマ大統領がヒロシマに献花する日』(小学館101新書,2009年)など.『キッシンジャー回想録中国』(岩波書店,2012年)に解説を寄稿.

ISBN:9784000220958
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2017年01月
発売日:2017年01月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS