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アテネ 最期の輝き

著:澤田 典子

紙版

内容紹介

古代ギリシアのポリスにおける民主政とは?

目次

 はじめに

序 章――「黄昏のアテネ」に迫る
 1 「黄昏のアテネ」とデモステネス
 2 「政治家」と「政治グループ」

第1章 決戦へ
 1 デモステネスの生きた時代
 2 デモステネスの前半生
 3 反マケドニアの政治家として
 4 「宿敵」アイスキネスとの対立

第2章 敗戦――マケドニアの覇権
 1 戦後処理
 2 デモステネスの活躍
 3 アレクサンドロスの時代の幕開け
 4 マケドニアの傘の下で

第3章 対決――「冠の裁判」
 1 裁判が始まるまで
 2 「弁論家の戦い」

第4章 平穏――嵐の前の静けさ
 1 デモステネスの隣人たち
 2 アテネ民主政の姿
 3 動乱の前ぶれ

第5章 擾乱――ハルパロス事件
 1 ハルパロス事件とは
 2 事件当時のアテネの情勢
 3 ハルパロス裁判
 4 裁判の背後の人間模様

第6章 終幕――デモステネスとアテネ民主政の最期
 1 民主政アテネの最後の闘い
 2 愛国者たちのそれぞれの最期

終 章
 1 デモステネスの遺したもの
 2 「黄昏」の民主政

 史料について
 主要参考文献
 関連年表
 あとがき

ISBN:9784000220415
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2008年03月
発売日:2008年03月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1QBAG