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〈名著精選〉心の謎から心の科学へ

言語 フンボルト チョムスキー レネバーグ

監:福井 直樹
監:渡辺 明

紙版

内容紹介

有限の手段を無限に用いることによって無数の言語表現を作り出す人間精神の働きこそが言語の本質であると指摘したフンボルト、行動主義心理学に基づく言語研究を徹底的に批判し、心・脳がもつ内在的言語能力の研究としての言語学を提唱したチョムスキー、言語の生物学的研究に関する総合的枠組みを提示したレネバーグを取り上げる。

目次

序文 …………… 福井直樹
イントロダクション …………… 渡辺 明
人間の言語構造の多様性と人類の精神的発展におよぼすその影響について …………… ヴィルヘルム・フォン・フンボルト/遠藤健樹・佐藤 駿[訳]
書評 B・F・スキナー『言語行動』 …………… ノーム・チョムスキー/梶浦真美[訳]
言語発達の生物学的理論を目指して …………… エリック・H・レネバーグ/梶浦真美[訳]

参考文献
索 引

著者略歴

監:福井 直樹
福井直樹(ふくい なおき)
上智大学大学院言語科学研究科教授。専門は認知科学、理論言語学。
監:渡辺 明
渡辺 明(わたなべ あきら)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は理論言語学。

ISBN:9784000078009
出版社:岩波書店
判型:4-6
ページ数:254ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CF