物理学とは何か
著:豊田 利幸
紙版
内容紹介
物理学の基本原理はいかに見出されたのか
目次
Ⅰ spacer 機械の学問とその有用性
1 テコの原理とその証明
2 機械の効用と仕事の原理
3 機械の有用性をきめるもの
4 機械と摩擦
Ⅱ spacer 運動の観測
5 落体の運動と力
6 相対性原理の発見
7 観測データの集積と整理
Ⅲ 熱の有効利用とその限界性
8 蒸気機関の開発
9 熱と仕事のサイクル
10 熱の動力
Ⅳ 集団の物理
11 偶然性の法則――ケトレーとの出会い
12 『社会物理学』とマクスウェル
Ⅴ マクスウェルの歩んだ道
13 ファラデーの電気力線の数学的理論
14 気体分子の速度分布式
15 調速機の理論
16 「実験物理学序論」と自由意思
補章 実験物理学序論
付録 調速機の安定性を論じるためのマクスウェルによる代数的方法
あとがき
索 引