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南部陽一郎 素粒子論の発展

著:南部 陽一郎
編:江沢 洋

紙版

内容紹介

物理に革命をもたらした博士の考えを辿る

目次

Ⅰ 素粒子論の展望
 私のたどった道――対称性の破れまで(シカゴ大でのノーベル賞受賞挨拶)
 日本物理学の青春時代
 東京グループに関する個人的回想
 湯川と朝永の遺産
 素粒子物理の青春時代を回顧する
 三つの段階,三つのモード,そしてその彼方
 科学・二つの文化・戦後日本
 書評「スピンはめぐる」
 素粒子
 ゲージ原理,ベクトル中間子の支配
 “素粒子”は粒子か?
 素粒子物理学の方向
 アイデアの輪廻転生――素粒子論の歴史と展望
 戦後の素粒子論の発展と今後の展望

Ⅱ 発展の経路
 新素粒子対話
 素粒子論の話
 量子電磁力学と場の理論
 素粒子物理学の展望
 対称性破れと小さな質量のメソン
 新粒子について
 素粒子論研究
 高エネルギー物理の現状と展望
 素粒子物理学,その現状と展望
 超伝導と素粒子物理
 乱流するエーテル
 対称性の力学的な破れ
 質量公式と対称性の破れ
 超伝導から Higgs ボソンまで
 基礎物理学――過去と未来

Ⅲ 日本の物理を創った人びと
 湯川博士と日本の物理学
 朝永先生の足跡
 木庭二郎の生涯と業績
 桜井純のこと
 私の知っている久保亮五さん
 研究者の養成についての雑感
 アメリカの大学と素粒子論
 
  解説に代えて――年表と注記
  索 引

ISBN:9784000056151
出版社:岩波書店
判型:A5
ページ数:384ページ
定価:5400円(本体)
発行年月日:2009年03月
発売日:2009年03月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PHM