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ビジネスのハイパフォーマンスは「体育」が教えてくれる!

著:成家篤史
著:石塚諭
著:阿部隆行

電子版

内容紹介

体育科教育学の立場で、社会的課題の解決法を試みる。個人として、また組織の中でハイパフォーマンスを発揮することが求められることがある。本書では、この立場で得られた研究知見をこの課題に応用し、その解決法を提示する。

目次

第1章 体育科教育学とは
第2章 リアルな声を聴く 座談会
第3章 自分自身のパフォーマンス編-若手がはまりやすい落とし穴-
1.プロセスを評価する(石塚 諭)
2.モチベーションの高め方(成家篤史)
3.自分の仕事を再整理する(大熊誠二)
4.意見を述べるには(成家篤史)
5.ぶつかった時こそ成長のチャンス(阿部隆行)
6.自信の引き出し方(成家篤史)
第4章 チーム内のパフォーマンス編
1.チームの中で成長する個人(阿部隆行)
2.部下が自分からついていきたくなる枠組み作り(大熊誠二)
3.やる気を引き出すフィードバック(石塚 諭)
4.チームにおける成果の捉え方(成家篤史)
第5章 組織を運営する立場のパフォーマンス編-個と全体のバランス感覚を身に付ける-
1.指示待ちから主体的に取り組む部下に(阿部隆行)
2.個人差を持ち味にした組織のパフォーマンス発揮(大熊誠二)
3.個人パフォーマンスはチームパフォーマンスに反映されている(大熊誠二)
第6章 絶えずおとずれるピンチ編-どの立場でも起こるピンチを学びに!-
1.スピード感のある意思決定
2.小さな失敗から学ぶ
第7章 体育科教育学で解決できなかったこと

著者略歴

著:成家篤史
帝京大学教授。博士(教育学)。スポーツメンタルトレーナー資格保有。小学校教諭を11 年間務めてから大学教員になる。専門は体育科教育学。主な研究として、組織文化という視点から捉えた教師の指導観形成、N─ 感覚的アプローチがある。主な著書は『組織文化としての体育の指導観形成』、『GIGAスクール時代における体育の「主体的・対話的で深い学び」』、『アクティブ・ラーニングで学ぶ小学校体育の授業づくり』、『子どもの未来を創造する体育の「主体的・対話的で深い学び」』など。
著:石塚諭
宇都宮大学准教授。修士(教育学)。小学校教師を17 年間務めてから大学教員になる。専門は体育科教育学。主として、体育授業における即時的な計画修正に関する研究やボール運動・球技領域における実践研究を行っている。主な著書は、『アクティブ・ラーニングで学ぶ小学校体育の授業づくり』、『子どもの未来を創造する体育の「主体的・対話的で深い学び」』、『「体つくり運動」の学習評価の実践 小中学校の学びの架け橋となる学習評価を目指して』など。
著:阿部隆行
玉川大学准教授。修士(教育学)。特別支援学校、中高一貫校、高校、教育委員会で15年勤めた後大学教員になる。専門は体育スポーツ教育学、教師教育学。主として「コミュニティシップ」に着目して、異質協働的な授業研究会における教師の成長、異年齢集団における体育スポーツ活動の教育効果などについて研究している。主な著書は『中学校・高校の体育授業づくり入門』『運動部活動の理論と実践』『子どもの未来を創造する体育の「主体的・対話的で深い学び」』など。

JP-eコード:92440000000000000280
出版社:大学教育出版
コンテンツ公開日:2022年04月13日