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アスクセレクション 3

依存症・トラウマ・発達障害・うつ 「眠り」とのただならぬ関係

監:垣渕洋一
監:松本俊彦
監:栗山健一

電子版

内容紹介

そもそも私たちが睡眠をとる一番の目的は、脳をクールダウンさせたり、脳のメンテナンスを行なうこと。
この大事な睡眠が、寝酒、依存症、トラウマや恐怖体験、うつ病や双極性障害などによって、ペースを乱されてしまうのです。
発達障害をもつ人も、睡眠の問題を抱えやすいことがわかっています。
睡眠薬への依存も、増え続けています。
――なぜそうなる? どうしたらいい?
各分野の専門家に聞きました。
心の問題と「睡眠」の、深~い関係をわかりやすく解説します!

【監修者の一人 松本俊彦医師からのメッセージ】
こんなにもわかりやすいのに、「眠り」についてこんなにも深く掘り下げた本は、いまだかつてありませんでした。ふつうの不眠症、あるいは、うつ病や統合失調症に伴なう不眠を扱った本はいくらでもありますが、不眠治療の「超」応用編である、依存症、トラウマ、発達障害の不眠にきちんと正面から向き合った本は、これまでまったくなかったのです。
現在、不眠に悩んでいる人は、本書を読めば、知識だけでなく希望も手に入れることができるでしょう。なぜなら、各分野一線級の専門医の解説に加えて、不眠に苦しんだ当事者の体験、不眠とつきあう知恵まで書かれてあるからです。
専門職から当事者まで、不眠に関心を持つすべての人にお勧めします!

目次

●PART1 アルコール
 垣渕洋一 寝酒のリスクと断酒後の不眠
●PART2 薬物
 松本俊彦 睡眠薬の乱用・依存について
●PART3 眠りの工夫
 栗山健一 大事なのは、寝る時間より起きる時間!
●PART4 トラウマ
 白川美也子 悪夢も、回復のプロセス
●PART5 発達障害
 堀内史枝 年齢によって困りごとが変わる
●PART6 うつ病・双極性障害
 張賢徳 不眠・過眠・昼夜逆転をどうするか
◇各PARTに当事者の体験談つき

著者略歴

監:垣渕洋一
成増厚生病院 副院長
東京アルコール医療総合センター センター長
監:松本俊彦
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長/薬物依存症センター センター長
監:栗山健一
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部 部長

JP-eコード:90911650500001801016
出版社:アスク・ヒューマン・ケア
コンテンツ公開日:2023年03月24日