危機への心理支援学
著:支援活動プロジェクト委員会
著:日本心理臨床学会
電子版
内容紹介
熊本地震などの大規模な自然災害、福島原発事故などの社会を揺るがす事件や事故はもちろんのこと、身の回りの個人的な喪失や悲嘆など、<危機>は人の人生に大きな影響を与える。家族や友人、地域などの支援により多くは回復していくが、トラウマの種類や本人の環境や性格傾向によっては重篤な精神状態に陥る場合も少なくない。本書は、こうした危機と、危機への心理支援に関する91のキーワードを詳しく解説したものである。執筆には、この分野で活躍する第一級のスペシャリストたちがあたった。
日本心理臨床学会監修、同学会 支援プロジェクト委員会編集による本書は、これからのクライシスへの支援の基本図書となるだろう。
目次
第1部 総 論
第1章 危機における心理支援学とは
第2章 支援の哲学
第2部 理論編
第3章 トラウマと喪失とストレス
第4章 スクリーニングと心理アセスメント
第5章 緊急支援・グループアプローチ
第6章 救援者・支援者の支援
第7章 心理療法・カウンセリング:トラウマへ
第8章 心理療法・カウンセリング:喪失へ
第9章 トラウマと人間
第10章 関連法規
第3部 実践編
第11章 災害
第12章 学校における事件・事故
第13章 被害
第14章 その他の心理的危機
第15章 機関による支援
第16章 予防・教育
第4部 体験編
第17章 支援者体験の実際
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。出版社:遠見書房
。コンテンツ公開日:2016年05月26日
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