出版社を探す

健康の9割は腸内環境で決まる

著:松生恒夫
朗読:和村康市

オーディオブック

内容紹介

2019年「国民生活基礎調査」によると、
便秘を感じている人の数は 431.5万人。
また、大腸がんの罹患者の数も
1975年と比較すると8倍以上増え、15万人を突破した。
これまで5万件以上の大腸内視鏡検査をおこない、
日本人の腸を見続けてきた著者は、
これら疾患の原因は現代の日本人の
食物繊維不足にあると警鐘を鳴らす。
大腸がんの罹患者が少なかった1960年代頃まで多くの日本人は、
大麦を使った麦ご飯で食物繊維を摂取していた。
そのメリットは、ご飯として毎食、手軽に摂れること、
さらに大麦には水溶性食物繊維が多く含まれていることだ。
水溶性食物繊維は、私たちの健康に不可欠な「酪酸」を多く産生するための原料になる。
近年、酪酸には、整腸作用のほか、
潰瘍性大腸炎などの腸疾患の改善、自己免疫疾患の抑制、
肥満細胞の抑制、血糖値のコントロールなどの
効果が判明してきた。
腸内環境を整えることで疾患の多くが改善する可能性がある!

JP-eコード:90357800000000266644
出版社:PHP研究所(制作:オトバンク)
コンテンツ公開日:2023年04月05日