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戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男

著:大木毅
朗読:和村康市

オーディオブック

内容紹介

【オーディオブック版限定】大木毅先生、角川新書編集⾧・岸山征寛による対談史資料を読み解く際の注意点とは等、刊行後の反響を受けた考察たっぷり展開。「電撃戦」はなかった!第二次世界大戦を席捲した名将、その素顔を暴く。新書大賞2020第1位『独ソ戦』著者の最新作!!「電撃戦」はなかった!『「砂漠の狐」ロンメル』に続き、欧州を征服し、第二次世界大戦を席捲した名将の素顔を暴く。伝説となった戦車将軍は、ドイツ装甲部隊をいかにしてつくりあげたのか?『独ソ戦』著者の最新作にして、最新学説による、これまでの俗説を一掃する決定的評伝!第二次世界大戦の緒戦を華々しく飾ったドイツ装甲集団を率いた著名な将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも「名将」と畏怖された男、グデーリアン。ところが、「電撃戦」というドクトリンは存在しなかったことが今では明らかになっている。ロンメル同様、グデーリアンの研究は日本では遅れていた。いまでは否定されている数十年前に人口に膾炙した伝説が、未だに独り歩きしているのだ。彼は国粋主義者だった。が、純粋な愛国者だったのか、それともナチの賛同者だったのか?ヒトラー暗殺計画にどこまで与していたのか?欧州を征服した男にして、伝説となった戦車将軍の仮面を剥ぐ。――ドイツ装甲部隊はいかにしてつくられたのか、その真相が明らかとなる。

JP-eコード:90357800000000262479
出版社:株式会社KADOKAWA(制作:オトバンク)
コンテンツ公開日:2021年08月10日