戦略論 1994-1999 第4章 リソース・ベースト・ビューの競争戦略
著：D.J.コリス
著：C.A.モンゴメリー（著）
著：ＤＩＡМＯＮＤ ハーバード・ビジネス・レビュー編集部（編集・翻訳）
オーディオブック
内容紹介
ハーバード・ビジネススクールの教授陣が、競争優位に関して対極の二つのアプローチを結びつけた、新しいフレームワークを提唱します。
産業組織論を援用したマイケル E. ポーターの「ファイブ・フォース」モデルは外部環境に重きを置いた戦略論であったが、1980年代後半から90年代初めにかけて現れたコア・コンピタンス論、ケイパビリティ論は企業内部にこそ競争優位は存在する、というものであった。
本稿で論じられている「リソース・ベースト・ビュー」（RBV）はこの対極にある2つのアプローチを結びつけるものだ。
企業固有の資源やコンピタンスの重要性を認識する一方で、これを競争環境のなかに位置づけるのである。
シャープ、ディズニー、ニューウェルなどの成功企業の事例をひも解きながら、有益な資源の条件、それを戦略に落とし込む方策などについて解説する。
なお、本論文が最初に翻訳掲載されたのはDHBR1996年7月号である。
JP-eコード：90357800000000089003
。出版社：ダイヤモンド社（制作：オトバンク）
。コンテンツ公開日：2011年06月10日。