もようで楽しい陶芸
著:視覚デザイン研究所・編集室
著:島田 文雄
著:佐伯 守美
内容紹介
上達すればする程、奥の深さがわかってくる陶芸。 次はどんな作品にしようかと迷うことも多いはず。 もようの工夫で作品のバリエーション、自分らしい作風を追求してみましょう。
何色もの色土でつくるマーブルもよう。自作の道具やドライバーで彫ってつくるもよう。釉のかけ方で変化を楽しむもよう。顔料を混ぜた土をつかった象嵌や泥彩でつくるもよう。化粧土を刷毛につけていっきにつくるもよう。白化粧土に顔料を加えた色化粧土でつくるもよう。掻き落としの線でつくるもよう。スポイトや筒につめた土を絞り出していく「いっちん」の線によるもよう。さまざまな「もようつけ」に関する技法やポイントを豊富なカラー写真とイラストでわかりやすく解説しました。
【この本で紹介する内容】
●土でつくるもよう
「マーブルもようの花器 偶然と計算を練り込んでつくる」制作:佐々木里知
「練り込みもようの皿 つくる過程の楽しさをかたちにする」制作:佐々木里知
○色土のテストピース○顔料って何ですか
●彫ってつくるもよう
「点と線だけのシンプルな星のもよう」制作:鷹尾葉子
「ドライバーの傷跡を風化した壁の落書きのように残していく」制作:人見啓一
○道具とマチエール○彫るタイミング
●貼ってつくるもよう
「うず巻き飾りをつけた花器 プラネットのような不思議な形が楽しい」制作:伊藤光則
○磨きでもようをだす○釉のかけ方で変化を楽しむ○貼ってつくるバリエーション
●象嵌でつくるもよう
「何色もの土で彩られた皿 織物を思わせる象嵌の新しい魅力」制作:杉沼里美
「漂う白い円を象嵌した鉢 マーブルもようとシャープな線のバランス」制作:伊藤光則
「夕景を閉じ込めたような壷 とけ合う色と対比する樹のシルエット」制作:佐伯守美
●化粧土でつくるもよう
「気持ちいい刷毛目の小皿 あたたかな白の上に散らばる小さな色の粒」制作:菱沼定夫
「モノクロームのもよう 掻き落とし」制作:佐伯守美
「淡い色化粧土の点描 初夏の陽と一面のけしの花が花器の表面で混ざりあう」制作:森川 薫
「いっちんもようの陶筥 生クリームのように絞り出される線」制作:百田 輝
「黄緑色は春の風景の皿 いっちんの太い線と細い線で描いた菜の花が浮かぶ」制作:井戸川 豊
○アクセントに掻き落としの線○素焼き、本焼き○化粧がけの方法○化粧土のテストピース
○いっちん泥のつくり方○スポイトの使い方○いっちんと絵付けの組み合わせ
JP-eコード:8810811500000000000A
。出版社:視覚デザイン研究所
。コンテンツ公開日:2022年05月13日。