講談に学ぶビジネス話術
著:小櫃知克
内容紹介
伝統芸能を活用する!
マーケティング分野で注目される、物語=ストーリーで人を動かす「ストーリーテリング」の技法を伝統芸能の「講談」に学ぶ。
講談の魅力を「ネタ」「展開」「話芸」という3つのキーワードで解説。簡潔な講談入門。
コンテンツマーケティング、シナリオの創作、企画書の作成にも有効な技法を解説。
目次
第一章【ネタ】心を動かされる「ネタ」の秘密
1 事実ベースで重みが出る
〈ビジネスへの展開〉事例を語って重みを出す
2 事実の中の意外性が興味をそそる
〈ビジネスへの展開〉可視化と比較から意外性を導こう
3 安心して聞ける「お決まり」の設定
〈ビジネスへの展開〉「お決まり」のフレームワークが説得力を増す
4 具体的なシーンが記憶に残る
〈ビジネスへの展開〉ディテールでエピソード記憶を導く
5 親近感のあるキャラクター
〈ビジネスへの展開〉聞き手の立場を意識する
第二章【展開】ワクワクできる「展開」の秘密
6 講談では語り手が七割、演技者が三割
〈ビジネスへの展開〉客観的な説明と主観的な感想を織り交ぜよう
7 講談の真骨頂は「切れ場」
〈ビジネスへの展開〉山場にセントラルクエスチョン(ゴール)を示そう
8 最後はいつも「大団円」
〈ビジネスへの展開〉最後にハッピーエンドとしてソリューションを示そう
9 一難去ってまた一難
〈ビジネスへの展開〉シンプルで小さなイエスを重ねていこう
10 張り扇は時空をワープする万能の小道具
〈ビジネスへの展開〉不要な部分は大胆に省略する
第三章【話芸】聞き手の興味をひきつける話芸の秘密
11 「メリハリ」が講談の話芸の基礎
〈ビジネスへの展開〉メリハリのあるスピーチをしよう
12 「間」抜けでなく、「間」がいい話し方
〈ビジネスへの展開〉ときどきリズムを変えてみる
13 たたみかける迫力
〈ビジネスへの展開〉聞き手に考える間を与えない
14 緊張と緩和を操る「イレ事 ヒキ事」
〈ビジネスへの展開〉ユーモアとナレッジで緩和をつくる
15 聞き手の興味を引き付けるしぐさ・表情(ノンバーバルコミュニケーション)
〈ビジネスへの展開〉資料から顔を上げて「演じる」
付録「大隈侯の右脚」
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。出版社:言視舎
。コンテンツ公開日:2022年04月27日
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