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知的生きかた文庫

孔子 人間、どこまで大きくなれるか

著:渋沢栄一
著:竹内均

電子版

内容紹介

「渋沢論語」は、ビジネスパーソンの「最強の教科書」!明治の実業界で活躍し、東京ガス、東京証券取引所など、500もの会社設立に関わった日本の“資本主義の父”渋沢栄一は、年少時代に出合った『論語』を終生手放さず、経営の指針とした。「『論語』は一言一句がすべて実生活に即応用がきく。人生、物事の基本の道理を説いて実にわかりやすく、2500年後の今日でも、読めばすぐ納得して実行できる」「人生でも、仕事でも、どう判断してよいか悩むときがある。そんなとき『論語』の物差しに照らして考え行動すれば、絶対に間違いはないと確信している」読んだその日から実践できる「実学」としての『論語』を、渋沢自身の経験も交え、心血を注いでわかりやすく解説。理学博士で東京大学名誉教授の竹内均の解説を加え、大反響を呼んだ書籍が、読みやすい新装版で蘇る!

目次

孔子 人間、どこまで大きくなれるか

第一章 人生いちばんの楽しみをどこに求めるか
1日々勉強してよい友をもつ、これにまさる人生の楽しみはない!
2人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない
3口を飾るな、宝は自分の胸の中に積め!
4日頃の頭のトレーニングにもなる“三省”のすすめ!
5とにかく若いうちは走りながら考えよ!
6“学問バカ”では本当にうまいメシは食えない!
7苦言の受け取り方・生かし方で人の器は決まる!
8この「三つの節度」が守れる人間に死角なし!
9いつどんな場合でも“水平”に人と接しているか!
10無理に背伸びして“判断の目”を曇らせていないか

第二章 心に“北極星”を抱く人の日々の生き方
1心にいつも“北極星”を抱く人の生き方!
2渋沢流「天命」の受け止め方と実践法
3私が父に学んだ大いなる“許しの哲学”
4鬼をもらい泣きさせた男の話
5人を見るに間違いのない“視・観・察”三段階観察法
6「古きよきもの」と「新しいもののよさ」をうまく“交通整理”せよ!
7“器の大きさの見えない人”ほど恐ろしいものはない
8行動力がともなってこそ「沈黙は金」となる!
9日頃の“この一歩の差”が後に千里の隔たりをつくる!
10頭と体が平等に汗をかいているか
11つまらぬ“泥試合”で精神を消耗してはならない!
12ときには“マイナス札”を引く勇気をもて!
13孔子流の“月給”を確実に上げる秘訣!
ほか

第三章 生まれもった資質にさらに磨きをかける
1好機に力を出せないのは“日頃の心構え、生き方”に問題がある!
2“勝ちぐせ人間”のここを徹底的に勉強せよ!
3生まれもった資質にさらに磨きをかける法!
4点でとらえず線で考えれば“全体”が見えてくる!
5一見不幸も“考え方一つ”でこんなに幸せなことはない!

第四章 この心意気、この覚悟が人生の道を開く
1この心がけ一つで身を“火宅”に置くことはない!
2「仁」一つでどれほど人間は強くなれるか!
3ときに人を憎むことも大きな美徳になりうる!
4自分を大切にせよ、だが自分だけを偏愛するな!
5孔子の頭の中の“算盤”は何でつくられていたか!
6大人物はいざというときほど風格が現れる!
7渋沢流「仁愛」による“プラスの過ち・マイナスの過ち”
8この心意気、この覚悟が人生の道を開く!
9人生、一歩下がってみることで全体がよく見え、すべてがうまくいく!
10自分に自信がない人ほど他人の目が気になる!
11「思いやり」をカラ回りさせないためのこの秘訣!
12目先の利益より“余得”のほうが後で大きな利益を生む!
13その気になれば“恩師・恩書”に困ることはない!
14親の年が教えてくれる“人生の知恵”
ほか

第五章 “一時の恥”にこだわって自分を小さくしてはならない
1“口”の清い人、“情”の清い人、“知”の清い人の生き方
2ときに“頭の走りすぎ”が致命傷になることもある!
3どんな名木でも“朽木”に彫刻は施せない!
4孔子自身が苦い体験からつかんだ人物鑑識法
5本当の“剛の者”は欲のかき方がまるで違う!
6“上には必ず上がある”と思う頭の低さが成長のバネになる!
7“耳の大きな人間”に大した人生の失敗はない!
ほか

JP-eコード:83790010084630000000
出版社:三笠書房
コンテンツ公開日:2023年06月01日