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評言社MIL新書

薬局と薬剤師の進化論

著:遠藤邦夫

電子版

内容紹介

薬剤師にとっては、プロフェッショナルの能力を存分に発揮する時代の到来である。
株式会社矢野経済研究所で長年医療介護分野の研究を行い、現在は県立広島大学大学院経営管理研究科で教授を務める著者が、コロナ後の薬局・薬剤師の進むべき道を考える。

目次

はじめに
第1章 歪んだ分業
 誰のための分業なのか
 調剤薬局という名称は他との差別化
 コンビニと調剤薬局の融合は、その多くが失敗している
 大手調剤薬局は成長を続けてきた
 次は大手ドラッグストアが参入
 今度は敷地内薬局か
 医療機関と薬局は距離感が必要
第2章 吹き出す分業への批判
 繰り返される医薬分業批判
 進化できない薬局と多すぎる薬剤師
 これからは批判を受けるだけでは済まされない
第3章 薬局と薬剤師の実態
 薬局薬剤師の平均年収は488万円
 薬局の常勤薬剤師数は2人以下が半数以上
 薬剤師アンケートの調査結果から
第4章 薬剤師はプロフェッショナルのはずではなかったのか
 どれだけの国民が薬剤師の業務を理解しているのか
 薬剤師が正しく就職先を選択できるようにするには
 薬剤師はプロフェッショナルのはずだが
 プロフェッショナルにとって重要なこと
 プロフェッショナルには高い倫理観が求められる
 薬局のガバナンス強化
 自らの業務を広げるためには、自らの手で
 薬剤師はジェネラリストが基本
 優れた薬剤師は「薬剤師らしくない」
第5章 存在感を示すことができない薬局はいらない
 上田は特別だと、いつまで言い続けるのか
 名称は薬局でいい
 薬局は地域のランドマークに
 医療の質を高めることができない薬局はいらない
 調剤報酬に縛られない薬局経営の必要性
第6章 コロナ後の薬局
 一本足では、多様な地域住民の対応はできない
 コロナ禍で薬剤師の存在感が希薄に
 薬局もBCPが必要
 コロナ後の薬局に必要なこと
 薬局に必要なのはDXよりXだ
第7章 薬局と薬剤師は進化の途上だ
 地域包括ケアにおいて薬局が果たすべき役割
 薬局と薬剤師は進化する
おわりに

JP-eコード:82820727JAAA01MBJE3X
出版社:評言社
コンテンツ公開日:2022年02月04日
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