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SB新書

新聞の大罪

著:ヘンリー・S・ストークス
著:藤田裕行

電子版

内容紹介

日本の新聞にはびこる、
重大な真実から目をそらすための「スピン報道」という病!

かつてジャーナリズムの王として長く君臨した日本の新聞は、なぜ今、「国民の敵」となってしまったのだろうか?
今や新聞は、日本社会に大損害を与え、国益を損ないつづけている。インターネットの発達でその「正体」が暴露されてしまった。
「権力の監視」を大仰に喧伝した偏向報道、昨今で言うところの「スピン報道」を行い、「ファクト」を殺す新聞の傲慢さは、いったいどこから来ているのか。どのようにして日本の新聞記者は真実をゆがめるのか? 日本在住半世紀、最古参の英国人ジャーナリストが初めて明かす、「本当のことを言えない日本の新聞」の真実!

目次

はじめに 新聞は平気でウソをつく
第1章 「横並び」の新聞報道は、国民の敵である
 日本の新聞報道はいつも「横並び」
 私が出会った金日成、シハヌーク
 報道とは真逆の北朝鮮の実態
 隠されてきた何人もの金日成
 新聞が報じない北朝鮮の正体
 知らなかったのは日本だけ
第2章 長年情報戦に負けていた日本
 大本営の「御用ペーパー」になった大新聞
 開戦の詔書を利用して国民を煽った社説
 報道のレベルを超えた英雄礼賛記事
 社説は実際の戦局から離れ、虚報となった
 なぜ報道姿勢を大転換したのか
第3章 昭和の大新聞の病根を暴く
 「リットン報告書」報道の功罪
 国際連盟脱退に賛成した新聞
 「リットン報告書」の公平性
 偏向報道は今日の問題である
 今もタブーにされていること
 海外に移った主戦場
 あの戦争は「情報戦」の敗北だった
 「情報戦」には平時と有事の区別がない
 新聞は、時にその役割を逸脱する
 大衆扇動の道具へ
 厳しい現実をなぜか報道しないマスコミ
第4章 日本の大新聞はなぜ、「大誤報」に沈黙するのか
 戦時プロパガンダの真実
 事実を把握することは難しい
 やはり「虚報」だった
 日本を貶めるのは、「日本の新聞」 だけではない
 国際社会で情報戦に負けないために
第5章 一部の民意を総意にする偏向報道
 香港・台湾問題をどう考えるか
 報道姿勢がブレる辺野古移設
 新聞が本音を言えない環境を作る
 中国と沖縄基地問題
 新聞が沖縄の世論を操作している
 国連委員会における翁長元知事の問題発言
 米軍はどのような役割を果たしているか
 この国が名実ともに自立するために
第6章 真実を伝えない新聞は、万死に値する
 日本の新聞の投書欄はなぜ、つまらないのか
 読者を啓蒙したがる日本の新聞
 新聞記者はいかにして真実を伝えるべきか
 戦前にもあった民主主義
 大新聞は報道の原点に立ち返れ
 「責任ある報道」とはなにか
おわりに 新聞の復権のために

JP-eコード:81560625JAAA01MBJE3X
出版社:SBクリエイティブ
コンテンツ公開日:2020年08月04日
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