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SB新書

人工知能に哲学を教えたら

著:岡本裕一朗

電子版

内容紹介

「使える哲学」とはなにか?
AIロボット、ドローン、自動運転。シンギュラリティの恐怖も叫ばれる中、いよいよ活気づいてきた人工知能の世界。アメリカではすでにUberによるタクシーの自動運転が実践化されているといいます。しかし、一方でAIが紛争や殺人に使われる懸念があるなど、モラルや倫理が追いついていない状況に見えます。
果たして、「合理的で」「最適な」答えを出す、人工知能にどうすれば「考え方」を与えられるのか。

本書では、哲学だけでなく、テクノロジーやITまで幅広い分野に造詣の深い岡本先生に、「人工知能に哲学を教える」という設定のもと、「究極な問い」を立てながら、哲学はそれにどうこたえるか…の考え方を提示いただきます。話題の人工知能と哲学を掛け合わせることで、「哲学のおもしろさ」を味わってもらう1冊を目指します。

目次

はじめに AI vs 哲学者
プロローグ 人工知能は「考える」ことができる?
第1章 AI vs 正義 人工知能に倫理を教えられるか
第2章 AI vs 脳 人工知能にとって「認知」とは何か?
第3章 AI vs 芸術家 人工知能はアートを理解できるか?
第4章 AI vs 恋愛 人工知能にとって幸福とは何か?
第5章 AI vs 労働者 ロボットは仕事を奪うか?
第6章 AI vs 宗教 人工知能は「神」になるか?
第7章 AI vs 遺伝子 人工知能は人類を滅ぼすか?
おわりに サイボーグ兵士からトランセンデンスへ

JP-eコード:79739261JAAA01MBJE3X
出版社:SBクリエイティブ
コンテンツ公開日:2018年09月05日
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