『自省録』の教え ~折れない心をつくるローマ皇帝の人生訓
著:マーク・フォステイター
訳:池田 雅之
電子版
内容紹介
最盛期のローマ帝国にあって、ひたすら「いかに生きるべきか」を自らに問い続けた異色の皇帝マルクス・アウレリウス。
ストア派の哲学に傾倒し、「哲人皇帝」とも呼ばれた賢帝の著作『自省録』の言葉を、現代の問題意識に合わせてテーマ別にまとめたのが本書である。
自分の力ではどうにもならない問題に振り回されず、心静かに生きることーー。それが、マルクス・アウレリウスが追い求めた境地だった。
他人の卑劣な行為にどう対処すればいいのか。
満たされない自分の心とどう向き合うか。
そして、いつか必ずやってくる死をどう迎えればいいのか。
巨大な帝国を統治するかたわら、ひたすら自己の内面と対話して生きた皇帝の言葉には、今この時をより良く生きるためのヒントがあふれている。
読む者の心に希望の灯をともす一冊。
JP-eコード:79422329000000000000
。出版社:草思社
。コンテンツ公開日:2018年05月25日。