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「バカダークファンタジー」としての聖書入門

著:架神恭介

電子版

内容紹介

キリスト教徒が全力で見ないふりしてる、聖書の真実。神は気まぐれに人を惨殺し、キリストはチンピラのリーダー、モーセは十戒の石板を叩き割る──! キリスト教の教典『旧約聖書』『新約聖書』は慈愛にあふれた書物というイメージだが、実際は殺す・すねる・嫉妬する・陥れる・後悔すると、クズエピソードのオンパレード。しかも人間だけでなく、絶対の唯一神ヤハウェも普通にやってます。矛盾と残虐行為の向こうに見える、古代の人々が神話に込めた人間臭さが満ち満ちた“聖書”の真実、ご覧あれ。

目次

はじめに
本書を読む上でのお約束
イスラエルのおおまかな流れ
I 旧約聖書
1.律法
 ■創世記──天地創造からすでにツッコミ所満載
 ■出エジプト記──中間管理職モーセの苦悩
 ■レビ記──ヤハウェに仕えるためのルール集
 ■民数記──邪神覚醒! 民は虫ケラのように殺される
 コラム ヤハウェの統治下が劣悪な7つの理由
 ■申命記──ヤハウェに仕えるためのルール集・改訂版
 コラム ノアの洪水はヤハウェのリセットボタン?
2.歴史書
 ■ヨシュア記──魔将軍たちのカナン侵攻記
 コラム 出エジプトからカナン征服の実際
 ■士師記──荒れ行く世界と英雄たち、全ては神の茶番劇
 ■サムエル記(上・下)──神の居ぬ間に権力闘争
 ■列王記(上・下)──グダグダ王国分裂記
3.預言書
 ■イザヤ書──300年分の電波な預言つめあわせ 
 ■エレミヤ書──激流に流される木の葉の如き預言者の運命
 ■エゼキエル書──気分屋ヤハウェの残酷物語
 ■十二小預言書──夫婦漫才やショートコントなど色々と
4.諸書
 ■詩篇──YHVHクルーのイルでドープなリリック集
ほか

JP-eコード:78160798000015000040
出版社:イースト・プレス
コンテンツ公開日:2015年05月07日