システムのレジリエンス
さまざまな擾乱からの回復力
著:大学共同利用機関法人情報
電子版
内容紹介
打たれ強いシステムを考える! レジリエンスとは、大きなアクシデントを受け、一時的に機能を失ったとしても柔軟に回復できる能力を指す概念である。この能力を持つシステムは、生物、生態系、国家や企業などの社会システム、人間の心理など、多様な分野で様々なかたちで存在する。 本書は、この多様な分野のレジリエンスを調べて共通な知識を体系化し、持続可能社会の構築に向けての提案を分かりやすい語り口で説いている。上述の分野のシステムに係わる読者はもちろん、自然界の復元力、柔軟な耐障害性構築などに興味のある読者には大変示唆に富んだ内容で、必読必携である。
目次
第1章 レジリエンスとは 第2章 レジリエンスの分類学 第3章 レジリエンスの戦略 第4章 レジリエンスの評価と数理モデル 第5章 科学と社会
JP-eコード:7649050811000000000U
。出版社:近代科学社
。コンテンツ公開日:2016年04月12日。