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Event-B

リファインメント・モデリングに基づく形式手法

著:中島震
著:來間啓伸

電子版

内容紹介

 論理的なバクを発生させない形式手法!!Event-Bは、パリ地下鉄、ニューヨーク地下鉄、バルセロナ地下鉄、ドゴール空港のシャトルの無人運転を成功に導いた、J.R.アブリエル氏が考案した新しい形式仕様言語である。  Event-Bは、仕様記述の単位をイベントとし、基礎となる集合論などはBメソッドの考え方を継承する。本書は、Event-Bの入門書である。また実際に利用するための仕様構築統合環境として、RODINプラットホームの利用方法を解説する。具体的に学べるよう図書館の事例や、組込みとして自動車のドアロック・システムを紹介している。形式手法や、形式仕様言語を学ぶ技術者や研究者には最適の書である。

目次

第1章 形式手法とEvent-B 1.1 形式手法とは 1.2 Event-B 第2章 Event-B 入門 2.1 モデリングの基本的な道具 2.2 リファインメント 2.3 演習問題 第3章 統合ツールRODIN 3.1 RODINツールの概要 3.2 RODINツールの利用 3.3 Event-Bモデルの作成手順 第4章 事例1:図書館システム 4.1 概要 4.2 問題の説明 4.3 考え方 4.4 仕様記述と検証 4.5 演習問題 第5章 事例2:ドアロックシステム 5.1 概要 5.2 問題の説明 5.3 考え方 5.4 仕様記述と検証 5.5 まとめ 第6章 発展的な話題 6.1 振る舞いの検査 6.2 DEPLOYプロジェクト以降のEvent-B 6.2.1 ハイブリッド・システムのモデリングへ 付録 A.1 演習問題の解答例 A.2 Event-B数学記法 A.3 関係と関数

JP-eコード:7649042411000000000J
出版社:近代科学社
コンテンツ公開日:2015年02月26日