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ヤマケイ文庫

ヤマケイ文庫 梅里雪山

著:小林尚礼

電子版

内容紹介

1991年、京都大学と中国の合同登山隊が、中国のチベット自治区と雲南省との境にそびえる梅里雪山(メイリーシュエシャン)6740mの初登頂を目指した。 しかし、17人の隊員全員が死亡するという登山史上最悪の遭難となってしまう。 日本の登山史上最悪の海外遭難をあらためて振りかえると共に、この遭難を通して見た梅里雪山、そしてその山を聖山と敬う山麓に住む人々の写真と文章で描きます。 これまでの、そして、これからの海外遠征登山のあり方を考えさせられるエポックな1冊。 2006年刊行のロングセラー書籍の文庫版を電子化しました。

目次

梅里雪山概念図
I章 聖山への登山
 遭難 一九九一
 再挑戦 一九九六
 遺体の出現 一九九八
II章 カワカブとの出会い
 チベット人の村に暮らす
 梅里雪山一周の旅
III章 四季の梅里雪山
 魔の山、聖なる山、そして豊かな山
 カワカブ巡礼
 春 二人の死
IV章 森と氷河を巡る
 松茸の香り
 カワカブの森へ
V章 聖山とはなにか
 聖山に出会う旅
 六〇年に一度の巡礼
 最後の友を探して
参考文献
あとがき
解説 斎藤清明
文庫のためのあとがき
資料
登山と遭難に関する年表
遺体捜索に関する年表

JP-eコード:6350472211000000000Q
出版社:山と溪谷社
コンテンツ公開日:2012年01月16日