遺伝学の百科事典
著:公益財団法人 遺伝学普及会日本遺伝学会
電子版
内容紹介
遺伝学は、祖先から子孫へ様々な特徴がどのように受け継がれるのかをひもとき、これほど多種多様な生命が地球上になぜ存在するのかを解き明かす学問です。遺伝学の知見は生命科学の分野だけではなく、物理学や化学、工学、さらには遺伝子組換え、ヒトゲノムの解読、ゲノム編集といった技術の発展に伴い、人文・社会科学にも影響を与えています。つまり、遺伝学とは現代の根幹を担う学問といえます。本書には遺伝学の基礎知識から先端的な研究まで、豊富な知見が幅広くまとめられています。今の遺伝学の重要テーマを知り、遺伝学の歴史も俯瞰できるように工夫しました。広範囲にわたる内容は、各テーマをリードする研究者による書き下ろしです。日本の遺伝学を牽引した木原均は「地球の歴史は地層に、生物の歴史は染色体に記されている」と述べました。本書には遺伝学の歴史が記されています。科学に挑む方にとって、未来への道標となる必携の書となっています。
目次
1.現代社会と遺伝学/2.進化と遺伝学/3.分子と遺伝学/4.発生,細胞機能と遺伝学/5.ヒトと遺伝学/6.行動と遺伝学/7.植物と遺伝学/8.微生物と遺伝学/9.生物情報と遺伝学/10.エピジェネティクス/11. 歴史と遺伝学/12.テクノロジーと遺伝学/13.生物進化と遺伝的多様性/14.遺伝学と生物
JP-eコード:62130660100010000000
。出版社:丸善出版
。コンテンツ公開日:2024年01月15日。