扶桑社ＢＯＯＫＳ文庫
わたしは灰猫 そして、灰猫とわたし
著：青山繁晴
電子版
内容紹介
“謎”を追う緊迫した物語
力を背景とした一方的な現状変更の試みやテロ、暴力的過激主義の拡大、未知の感染症など、これまでにない不安の時代が続いている。人間の命をめぐるその情況に、この物語は新しい鮮やかなカタルシス、新しい生き方を暗示する。
「アラスカ育ちの若い女性咲音。山中でひとり暮らす老婆『灰猫』の謎。何年かに一度、出現する森の中の湖。青山さんが、こんなにみずみずしい感性を持ち続けていたことに驚く。コロナ時代の『復活』の書、清冽な水の音が聞こえるような小説だ」
――『月刊Hanada』編集長・花田紀凱
文庫化に伴い”後日譚”を新たに書き下ろし！
JP-eコード：59476218000100000000
。出版社：扶桑社
。コンテンツ公開日：2023年12月22日。