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刑事証拠開示の分析

著:松代 剛枝

電子版

内容紹介

日本の刑事手続において、検察官手持ちの証拠に開示義務を課する明文はない。このことが、被告人に不利な司法判断を受けるおそれの一つとなっている。証拠開示に関しては、積極論と消極論が存在するが、諸外国の手続を比較研究しつつ、「裁判員制度」の創設を含む刑事司法改革において、被告人の権利保障の視点から証拠開示の理論を提示する。

JP-eコード:53551426099010000000
出版社:日本評論社
コンテンツ公開日:2017年12月19日