出版社を探す

象徴としての女性像 ──ジェンダー史から見た家父長制社会における女性表象

著:若桑みどり

電子版

内容紹介

国家の象徴、男を滅ぼす悪者……男は女をどう描いてきたのか。美術史上の女性像の成立と受容をたどり、その波瀾万丈な変遷を跡づける画期的ジェンダー美術論。家庭内では出産・育児を引きうけ、また劣等であるがゆえ社会から遠ざけられ、さらに、男をたぶらかす悪者とされてきた、物言わぬ「女」たち。彼女らがどのようにとらえられ、表象されてきたか──その波瀾万丈な変遷を丹念にたどる新しい美術史。

JP-eコード:480ch002302000000000
出版社:筑摩書房
コンテンツ公開日:2016年11月25日