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中公新書

日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅

著:釘貫亨

電子版

内容紹介

問題「母とは二度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「ファファ」のように発音されていたことがわかる。では日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった? 「行」を「コウ」と読んだり「ギョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか? 和歌の字余りからわかる古代語の真実とは? 千三百年に及ぶ音声の歴史を辿る。

JP-eコード:12102740000000000000
出版社:中央公論新社
コンテンツ公開日:2023年02月20日