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「戦争体験」の戦後史 世代・教養・イデオロギー

著:福間良明

電子版

内容紹介

アジア・太平洋戦争下、三〇〇万人以上犠牲者を出した日本。この「戦争体験」は、悲劇として語られ、現在では反戦・平和と結びつくことが多い。だが、戦後六〇年のなかでそれは、実は様々な形で語られてきていた。本書は、学徒兵たちへの評価を中心に、「戦争体験」が、世代・教養・イデオロギーの違いによって、どのように記憶され、語られ、利用されてきたかを辿り、あの戦争に対する日本人の複雑な思いの変遷をみる。

JP-eコード:12101990000000000000
出版社:中央公論新社
コンテンツ公開日:2020年04月30日