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“戦争責任”とは何か 清算されなかったドイツの過去

著:木佐芳男

電子版

内容紹介

一九九五年にドイツ各地で開かれた「国防軍の犯罪」展は激しい抗議運動を引き起こした。ナチスばかりでなく正規軍である国防軍も残虐な行為を行っていた事実に光が当てられたためである。「ドイツは自らの戦争責任を認め、謝罪してきた」と言われてきたが、それは正しいのだろうか。膨大な聞き取り調査を通じ、ドイツが冷戦構造の中で巧妙に論理のすり替えを行ってきたことを検証し、歴史と向き合うことの重さと意味を問う。

JP-eコード:12101597000000000000
出版社:中央公論新社
コンテンツ公開日:2020年04月30日