「誉れの子」と戦争 愛国プロパガンダと子どもたち
著:斉藤利彦
電子版
内容紹介
「誉れの子」「靖国の遺児」と呼ばれた戦没日本兵の子どもたち。戦時下にあって、毎年五千人を超える彼らが、全国各地から靖国神社に参集したという「社頭の対面」。この一大行事を通して、国家は何を意図し、どのような効果を及ぼそうとしたのか。肉親の死を、国家への絶対的忠誠へと転化し、さらに戦意昂揚の一翼を担わされていくという、子どもたちが負った過酷な戦争の一断面を、豊富な一次資料と証言を通して明らかにする。
JP-eコード:12000000000000003142
。出版社:中央公論新社
。コンテンツ公開日:2020年04月30日。