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近現代日本史と歴史学 書き替えられてきた過去

著:成田龍一

電子版

内容紹介

近代日本の始まりは、ペリー来航ではなく、かつては天保の改革とされていた。高度成長期の公害問題が起こるまで、田中正造は忘れられた存在だった―。歴史は、新史料発見・新解釈により常に書き替えられる。特に近現代史は、時々の政治・社会状況の影響を受けてきた。本書は、マルクス主義の影響下にあった社会経済史をはじめ、民衆史、社会史という三つの流れから、近現代の歴史がどのように描かれ、修正されてきたかを辿る。

JP-eコード:12000000000000002646
出版社:中央公論新社
コンテンツ公開日:2020年04月30日