罪と罰(下)
著:ドストエフスキー
訳:工藤精一郎
電子版
内容紹介
不安と恐怖に駆られ、良心の呵責に耐えきれぬラスコーリニコフは、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、ついに自らを法の手にゆだねる。――ロシア思想史にインテリゲンチャの出現が特筆された1860年代、急激な価値転換が行われる中での青年層の思想の昏迷を予言し、強烈な人間回復への願望を訴えたヒューマニズムの書として不滅の価値に輝く作品である。
JP-eコード:10000000000000004030
。出版社:新潮社
。コンテンツ公開日:2021年02月26日。