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人類は衰退しました4

著:田中ロミオ
絵:戸部淑

電子版

内容紹介

ながれてふえる? むじんのきかい。

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。里の娘さんがたからは、先生と呼ばれたりもしてます(恥ずい)。「妖精社」製の妙な品々が里に出回るのと前後して、走るチキンを目撃してしまったわたしは、祖父と助手さんとともに「妖精社」の工場視察に向かったのですが……。数か月でクスノキの里を、世界一の妖精人口過密地帯にしてしまったわたしの出張報告とともに、クニクニどうぞ。

【妖精さんの、ひみつのこうじょう】
「妖精社」にはマーマレード工場やパン工場など普通そうで普通でない施設がたくさん。その中枢である会議室で主人公たちが見たものは!?

【妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ】
クスノキの里を世界一の妖精過密地帯にしてしまった主人公。単身赴任でおとなしくするつもりが、品種改良in無人島で女王様気取りに……。

Key所属の原画家・樋上いたる氏が企画原案を担当したPCゲーム『Rewrite』では、竜騎士07氏、都乃河勇人氏とともにシナリオを担当。『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』、『灼熱の小早川さん』で業界の話題をさらった田中ロミオの小説デビュー作!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

JP-eコード:094513210000d0000000
出版社:小学館
コンテンツ公開日:2012年03月23日