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志ん生一代 (下)

著:結城昌治
朗読:目黒光?

オーディオブック

内容紹介

酒のしくじりで寄席に出られなくなった孝蔵は、落語以外に自分の生きる道はないと痛感。高座復帰後は、少しずつ人気も上昇し、昭和14年、念願の五代目・古今亭志ん生を襲名。

戦後は名人・文楽と並び称されるほどの存在になり、[飲む・打つ・買う]は相変らずながらも、生活が安定していく。しかし、下積み時代の仲間が次々とこの世を去っていき、脳出血で倒れた志ん生も次第に高座から遠ざかってゆく……。

下巻では不世出の天才落語家・志ん生の、戦前、戦中、戦後と駆け抜けた破天荒な人生を描く。

「ハードボイルド小説の先駆者」といわれた結城昌治の、また別の顔が垣間見れる力作長編。

目次

どん底1-8
どん底9-15
業平橋1-11
業平橋12-21
代わり目1-11
代わり目12-21
満洲ご難1-8
満洲ご難9-15
火焔太鼓1-12
晩年1-9・あとがき

JP-eコード:093522345000v0000000
出版社:小学館
コンテンツ公開日:2024年05月10日