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講談社学術文庫

モーツァルト=翼を得た時間

著:礒山 雅

電子版

内容紹介

軽やかに飛翔する音楽の秘密、名演の聴き方 「休みなく、天衣無縫の遊動を続ける」音楽。そこに刻みこまれる「永遠」。なぜかくも素晴らしいのか。どう「再現」されるべきか。多彩で贅沢なモーツァルト論。

目次

第1章 音楽の時間を翔る鳥――動き続ける永遠 第2章 父、レーオポルト――管理との闘い 第3章 モーツァルトとヨーゼフ2世――ウィーンにおける10年 第4章 《フィガロの結婚》――「与える」方向での人間化 第5章 美を発見する天才――輝ける《ドン・ジョヴァンニ》 第6章 《コシ・ファン・トゥッテ》――モーツァルトの愛の讃歌 第7章 「協奏曲」――開かれた会話の音楽 第8章 死と救済――《魔笛》と《レクイエム》をめぐって 第9章 変わらざるモーツァルト――情報の洪水のなかで 第10章 モーツァルト演奏は、大胆に――《クラヴィーア・ソナタ イ短調》の演奏史 第11章「切実な」モーツァルトをめざして――ワルター、古楽器、アーノンクールなど 第12章 モーツァルトの美意識を探る――管楽器の用法から

JP-eコード:06A0000000000243027R
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2020年11月06日