講談社選書メチエ
カイエ・ソバージュ
熊から王へ カイエ・ソバージュ(2)
著:中沢 新一
電子版
内容紹介
「国家=野蛮なるもの」はいかに誕生したか? 熊をカミとする狩猟民たちの「対称性の思考」とは? 「哲学」と「権力」が共存する冬の祭りの秘密とは? 王を戴く国家が「無法の野蛮」と結びつく根源へと遡行する。
目次
はじめに カイエ・ソバージュ(Cabier Sauvage)について 序章 ニューヨークからベーリング海峡へ 第1章 失われた対称性を求めて 第2章 原初、神は熊であった 第3章 「対称性の人類学」入門 第4章 海岸の決闘 第5章 王にならなかった首長 第6章 環太平洋の神話学へ1 第7章 環太平洋の神話学へ2 第8章 「人食い」としての王 終章 「野性の思考」としての仏教 補論 熊の主題をめぐる変奏曲
JP-eコード:06A0000000000122511F
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2019年06月28日。