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講談社学術文庫

ビールの教科書

著:青井 博幸

電子版

内容紹介

麦芽やホップの役割とは? エールにラガー、ピルスナー。ドイツにチェコ、ベルギー、日本……それぞれどこが違う? 「生ビール」は何が「生」か? 「キレ」「コク」の正体は? そして何より、おいしく飲むためには――。自ら醸造会社を率いていた著者が、「一回きりのビール人生を楽しんでもらいたい」と起源、歴史、製法、見分け方、飲み方を余すところなく指南。この一杯のために生きている人すべてに捧げます。

目次

第一章 ビールの歴史 1 ビールの起源 2 ヨーロッパでのビールの興り 3 ホップにまつわるビールの歴史 4 ラガーにまつわるビールの歴史 5 産業革命にまつわるビールの歴史~英国編 6 産業革命にまつわるビールの歴史~ドイツ・チェコ編 第二章 ビールの造り方 1 製麦・焙燥 2 仕込み――糖化とホップ投入 3 発酵によるアルコール生成 4 熟成(二次発酵) 5 濾過と「生」 6 低温殺菌 第三章 ビールの原材料 1 麦芽(モルト) 2 ホップの重要性 3 日本での副原料の使われ方 4 酵母――ラガーとエールの分かれ目 5 水の良し悪し 第四章 ビールのスタイル 1 ドイツのビール 2 チェコのビール 3 イギリスのビール 4 ベルギーのビール 5 オーストリアのビール 第五章 ビールの鑑定 1 ビールの鑑定方法――品評会によって異なる審査基準 2 ビールの分析的評価方法 3 ビールの官能的評価方法 第六章 日本のビール 1 日本のビール創生期 2 大がかりな規制 3 大手寡占業界の商品特性 4 マイクロ・ブルワリーの登場 演習問題とその解答

JP-eコード:06A0000000000122390B
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2019年06月11日