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講談社学術文庫

名字の歴史学

著:奥富 敬之

電子版

内容紹介

一族の歴史と想いが込められているはずの「名字」は、古代から階層意識、職制、地名、出自などさまざまな要素を取り込みながら陰に陽に使われ続け、明治維新後に公称が義務化されるに至ったものである。氏姓制度、臣籍降下、律令制、源平合戦、惣領と庶子、幼名、通字、偏諱――名字の成立過程と変遷を通して日本の歴史を通観し、現代に続く起源を探ってゆく。

JP-eコード:06A0000000000108770P
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2019年04月11日