講談社現代新書
句会入門
著:長谷川 櫂
内容紹介
一人でひねっているだけではなかなか上達しないのが俳句。本気で上達したければ、先生のいる句会に行くのが一番。本書は著者が主宰する句会の実録をもとに、書き下ろしの「句会の心得」を加え、句会とはどういうものか、どうすれば句がもっとよくなるかを具体的に解説。これから句会に行きたい人、必読。すでに参加している人は、自分の句会を見直すいい機会に。ちょっとのぞいてみたい人にも楽しめる「読む句会」。
目次
はじめに 俳句は実践の文芸/句会の進め方 第一章 春の句会 春の句会1 題詠(席題=朧、雲雀) 句会の心得 (1)考えすぎてはいけない (2)火事場の馬鹿力 春の句会2 吟行(北鎌倉) 句会の心得 (3)目を凝らし、耳を澄ます (4)句会の正三角形 第二章 夏の句会 夏の句会1 吟行(江ノ島) 句会の心得 (5)どんな句会がいい句会か (6)句会は何人でするのがいいか 夏の句会2 題詠(席題=風鈴、夕顔) 句会の心得 (7)先生のいる句会、いない句会 (8)どの先生を選べばいいか 第3章 秋の句会 秋の句会1 持ち寄り(当季雑詠) 句会の心得 (9)先生の選と互選のずれ (10)句会は臨機応変に 秋の句会2 吟行(鎌倉) 句会の心得 (11)泊まりがけの句会 (12)旧かなか新かなか 第四章 冬の句会 冬の句会1 持ち寄り(当季雑詠) 句会の心得 (13)句会は平等である (14)先生の句とわかる句は選ばない 冬の句会2 題詠(席題=鷹、神の留守) 句会の心得 (15)先生も披講の前に選を出す (16)肩書を捨てる 第五章 新年の句会 新年の句会1 持ち寄り(当季雑詠) 句会の心得 (17)どんな句を直すのか (18)投句と選句の違い 新年の句会2 吟行(江ノ島) 句会の心得 (19)句会という生命体 (20)句会の終わりが俳句のはじまり おわりに
JP-eコード:06A0000000000014559C
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2018年06月08日。