講談社学術文庫
メタサイコロジー論
著:ジークムント・フロイト
訳:十川幸司
電子版
内容紹介
『夢解釈』を発表したフロイトは「ドーラ」、「ハンス」、「鼠男」、「狼男」などの症例を経て、改めて精神分析を構築することを志す。1913年に執筆され、『メタサイコロジー序説』という表題の書物にまとめられるはずだった論文は、しかしフロイト自身の手で破棄され、さらなる理論的展開の礎として存在し続けることになった。第一級の分析家による渾身の新訳で「メタサイコロジー論文」を初めて一書の形にまとめた待望の書!
目次
欲動と欲動の運命 抑 圧 無意識 夢理論へのメタサイコロジー的補足 喪とメランコリー 転移神経症概要[草稿] 訳者解説 訳者あとがき
JP-eコード:06A0000000000012378Y
。出版社:講談社
。コンテンツ公開日:2018年01月12日。