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講談社現代新書

縄文の思想

著:瀬川拓郎

電子版

内容紹介

縄文人のリアルな思想、彼らの他界観や世界観など生き方を律した思想が、海辺や北海道、南島という日本列島の周縁に生きた人びとの、弥生時代以降の歴史に光を当てることで明らかに。縄文は単なる失われた過去ではなく、周縁の人びとの生を律する思想として、上記の人びとのなかに脈々と生き続けてきた。考古学、神話学、民俗学を綜合し、もうひとつの日本列島人の歴史を描くこれまでにない縄文論。

目次

はじめに 序 章 縄文はなぜ・どのように生き残ったか 第一章 海民と縄文──弥生化のなかの縄文 第二章 海民とアイヌ──日本列島の縄文ネットワーク 第三章 神話と伝説──残存する縄文の世界観 第四章 縄文の思想──農耕民化・商品経済・国家のなかの縄文 おわりに 引用文献

JP-eコード:06A0000000000010955P
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2017年11月24日