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講談社現代新書

脳のなかの身体 認知運動療法の挑戦

著:宮本省三

電子版

内容紹介

リハビリテーションに奇跡はない、しかし進歩はある──「この手足はなぜ動かないのか」。身体にのみ目を向けた旧来の運動療法は、脳卒中片麻痺患者の回復への期待に応えることができず、敗北を重ねてきた。損傷しているのが神経回路網なら、治療すべきは脳であり、「中枢神経系」の再生をはかるべきである。イタリアで産声をあげた認知運動療法の確かな歩みは、ここに始まった。すべては人間再生のために。

目次

はじめに──身体の可能性を探求する旅 序 章 怪物との闘い 第一章 脳損傷により身体に何が生じるのか 第二章 ホムンクルスの脳科学 第三章 脳のリハビリテーション 第四章 認知運動療法によって何が回復するのか おわりにかえて──見果てぬ夢 参考文献

JP-eコード:06A0000000000008716A
出版社:講談社
コンテンツ公開日:2017年12月01日